OJIBAH INTERVIEW

残暑真っ盛り!!ピークアワー!!皆さんいかがお過ごしでしょうか~!?先日の8月11日にラッパーの OJIBAH氏が、本人初となる配信限定でのシングル「 A 」と「 B 」を2曲同時リリース!!更に配信シングルと平行して ” How’s tha weather? ” EPも、CD盤がZAKAI にて限定発売。
今回のプロジェクトでは、246GRAPHIXとして自分も配信画像ジャケットの制作で参加しました。
そんなこんなでリリースに至るまでの経緯、曲にまつわる思いなどを発売直後のOJIBAH氏に伺ったショートインタビュー、それではどうぞ~!!

<細字 / カネちゃん>
– 今回のリリースはどういったきっかけでスタートしたの?

<太字 / OJIBAH>
えっとですねぇ、しばらくブランクがあったんですよ。で、少し前にWAX君のアルバム “YEAH” で客演したんですけど、そこで火がついて、、。その矢先、ふとツイッターを見てたんですよ。そこで海外のトラックメイカー、 THE A3 ていう人が新曲をアップしてたんですよ。それがヤバくて。何年か前から彼とはやり取りしてるんですけど、、今まで聴いた中でも一番ヤベえ!!ってなっちゃって。音の展開がすごくて、階段を昇っていくような。速攻リリック書いたらザクザク書けちゃって。

– 最初にやり始めたのは「 A 」と「 B 」どっち?

「 A 」ですね。トラックの展開も多いんで書き直したり、そこにアジャストさせるのが苦労しましたね。そのタイミングでもう一回、トラックメイカーの THE A3 の他の新曲を聴いたらもう一個、超ヤベえのがあって。それが「 B 」すね。すぐにフックのメロディ降りてきてリリックもすんなり書けて。

– 「 A 」はどういった事をラップしてるの?


OJIBAH / A 【i tunes限定配信シングル】

「 A 」では目に見えるもの、物質的な物、お金に捕われてる自分の事だったりとかを歌って、フックでは逆に「目に見える物が全てじゃないんだよ」、っていう事を歌ってます。

– 「 B 」は?


OJIBAH / B 【i tunes限定配信シングル】

「 B 」は内面ですね。目に見えないもの。例えば、人の気持ちって目では見えにくいものじゃないですか。表現したらそれは目に見えるけど、、内面の気持ちの部分を歌って、フックでは「現実から目を逸らしたらダメだよ」、っていう事を歌ってます。

– 2曲で1個なんだね。

そうなんですよ。目に見えるものと、目に見えないもの。「 A 」と「 B 」で完結する話ですね。あえてタイトルがこうなのも、その無機質さに面白味を感じちゃって。「 A 」と「 B 」って分かりやすいじゃないですか。リスナーも自由に感情移入しやすいかなと。

–  ジャケ制作するにあたって今回の配信される2曲を繰り返し聴いてさ、俺も「内」と「外」的な雰囲気をそれぞれの曲から感じて。撮影したオジヴァの写真を軸に、それぞれの曲の音の波形画像、書き殴られたリリック帳の断片を構成して「A」と「B」の雰囲気を画像ジャケで表現したんだ。
オジヴァは配信されてる曲を買ったりする?

しますね。

– 最近配信で買ってお気に入りのアーティストとか曲は?

MAJOR LAZORの「 LIGHT IT UP 」っていう曲ですね。宇多田ヒカルの最近出たシングル「 真夏の通り雨 」っていうのと「 花束を君に 」とか。結構色々買ってますね。そういうのもあって、自分も今回配信で出してみようと。
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– 今回の配信2曲とは別に、CD盤でZAKAI限定発売の “HOW’S THA WEATHER?” も同時リリースしたね。EPのタイトルにもなってる ” ハウズザウェザー? ” は凄くリラックスした雰囲気が気持ちいい感じで、、そこからEP全編を通して普段のオジバの生活感が見えてくるような。「あの曲のインスト使ってこういうラップするんだ!」っていうノリとか、客演で登場する皆も、MIX TAPE的な面白さあるよね。


OJIBAH / HOW’S THA WEATHER? EP 【ZAKAI限定発売】

.” ハウズザウェザー? ” は今回のプロジェクトの中で一番最後に録った曲なんですけど、スタジオで作業終盤にもう疲れちゃってて、それで録ったんですけど、、尽き果てる直前の感じで録ったら綺麗に出来たっていう。
配信の2曲はお店で食べる料理、CD盤のEPは家で食べる料理、っていうのが分かりやすいと思いますw
7月頭に「 A 」のトラックに出会って。そこから配信の2曲が出来て、その後にまだ物足りなくって勢いでEPも作って。7月の一ヶ月間にカツカツのスケジュールで進めたんで、急遽今回のプロジェクトに関わってくれた皆様には本当に感謝です。皆さんのおかげですね。

– 夏の勢いをパックした今回のプロジェクト、配信シングルの2曲は i tunes で、EP盤は ZAKAI で購入出来るという事なので是非チェックしてみて下さいね~!!
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STAY DOPE!!

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えめ君 INTERVIEW

夏至も過ぎいよいよ夏本番!!今回のインタビューに登場してくれるのは、えめ君です。スタジオ・ピークアワーでは今回、彼の描き下ろしイラスト・フライヤーと、愛車にまたがる本人を撮影した写真フライヤーにてダブルのフライヤー登場!!只今絶賛配布中です!
ロイヤルホストで待ち合わせをしたインタビュー当日、颯爽とバイクで現れたえめ君。一癖も二癖もある彼の人物像に迫るべく色々とお話を聞く事が出来ました。

えめ君 × PEAK HOUR ポストカード・フライヤー / 2016 ©Studio PEAK HOUR

<細字 / カネちゃん>
– それではまず、お名前を伺ってよろしいですか?

<太字 / えめ君>
どうも、えめ君です。よろしくお願いします。

– そもそも俺は、えめ君の描くイラストがすっごく好きでさ。ピークアワーでもなんらかの形で参加して欲しいと思ってて、しつこく絵を描いてくれ、って頼んでたんだよね。
えめ君の描く絵って、なんつーか独特の訳が分からない可愛さがあると思うんだけど、、絵を描く上で影響を受けた物とかあるの?


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カワイイの好きなんでうれしいっすね。何が影響して自分の絵がこういう感じなのかは、よく分からないですね。基本的に描いてる絵は小さい頃から変わらないです。今回の絵は何回かに分けて足していってるんですよ。一気に描き上げる訳じゃなくて「こうやったらもっと可愛くなるかな~?」とか考えて、それが可愛くなった時に興奮してくるんですよ。ゾワ~ッ!!て来るんですよね。そしたらもうどんどん盛り上がっちゃって、「こうしよう、ああしよう」ってなるんですけど、冷めてくると今日はもういいやってなるんです。

– それの積み重ねで出来たんだw 今回のイラストは何回ぐらいに分けて描き上げてるの?

何回だろう?一週間ぐらいの間で描きましたね。

 

PEAK HOUR B5サイズ・フライヤー / Artwork by えめ君 2016 ©Studio PEAK HOUR

– 今回の絵は、どこから描き始めスタートしたの?

真ん中の丸いヤツですね。この子はいっつも棒のお菓子持ってるんですよ。初日はこの子がピースしてる手ぐらいまで描いて終わったと思います。
周りを囲んでるブランコ乗ったヤツらの構図を思いついたときはすんごい興奮しましたね。ブランコに鈴みたいの付いてるんですけど、それが鳴ってるんですよ。音楽って楽しい物だと思うんで音符をいっぱい入れて、、音符の上に乗ってるナイトキャップ被ってる子、昔からいるんですけど、この子も遊びにきてる。可愛いと思うんですよね、音符の上に乗っかてるのって。あとピースサインも好きでよく描きますね。
あちこちでお魚を追いかけてる猫もいるんですけど、本当は仲良しなんで右下の手前では皆で揃ってピースしてるんですよ。
両手に旗持ってる右下のキャラは小学校低学年の頃から描いてますね。当時は手足は無くって、ミノムシみたいなキャラで。学校の机に彫って絵の具染込ませたり、カバンの中敷きに描いたり。どういうつもりだったんですかねw 今でもすごく大事に描き続けてるキャラなんです。

– なるほど、キャラクターに歴史もあったり色々深読み出来るねw 真ん中の子もピースしてるけど震えて青ざめてるし、、。ブランコ乗ってる奴らもハンパなさそうだし。~神界って言葉も書いてあるけど、そこら辺からは宗教的な雰囲気も感じるな~。

僕自身は無宗教っていうんですかね?何か特定の宗教を信仰してる訳ではないんですけど、、。日本神話とかぶっ飛んでて面白いし、一時期は宗教の勉強したりとかしてましたよ。得体の知れない物がものすごく好きなんですよ。自分では思いつかない様な話とか、そうゆうのって凄いゾクゾクしますね。左上の置物神界は、置物の神様です。知り合いのおばちゃんちとかで、玄関先に訳の分からない置物とかあったりするじゃないですか?どこで買ってきたんだろう?みたいな。

– 漫画の影響とかもあるの?小さい頃よく読んでた漫画とかある?

コロコロコミックとか、あと姉ちゃんの少女漫画よく読んでて。「ピョンピョン」とか「アサリちゃん」とか、、色々あったじゃないですか。あと一見作者の名前が男なんだけど、これ本当に男の人が描いてるのかな~?っていう漫画があって、、「ワイルドハーフ」って知ってます?

– いや、知らないな~、、。

あと、「神様はサウスポー」っていうボクシング漫画。それとかも作者名は男の名前なんですけど、実は女の人が描いてるんじゃないかな~?って思いながら読んでましたね。内容がボーイズラブっぽいんですよ、オタク系の女性が好きそうな内容で、、。気持ち悪さがいいんですよね。男にはかけない雰囲気っていうか、、。姉ちゃんの買ってきた同人誌とか読んでると女性視点のホモネタとかもあって。そういうの発見するのが好きでしたね。
みんな小学生の頃ってウンコネタとかで盛り上がってるじゃないですか、でも「僕はこんなのや、あんなのまで知ってるんだぞ」みたいなw 誰に言う訳でもないんですけど優越感でしたね。

– 小さな頃から何とも奇抜な少年だったんだねw

自分は三兄弟の末っ子なんですよ。親も育児に慣れてたみたいだし、手のかからない子だったみたいで自由奔放に育ったんですよね。で、やるイタズラが変わってて、今でも覚えてるんですけど、母ちゃんが寝てる時に鼻の穴にチンポコを入れるイタズラが凄い好きで、、母ちゃんも最初は寝たふりしてるんですけど、笑いながら「止めなさい」って言うまで続けるみたいな。5~6歳になるまでやってましたねw
うちの母ちゃんは週刊誌好きだったんですよ。当時 “スリーFイチE ” だか、そんな言葉があって、Fから始まる週刊誌、フライデー、フラッシュ、フォーカス、、あとエンマってあったんですよね。ゴシップ系週刊誌の四天王みたいな。あと週間宝石とか。そこら辺が子供の頃から大好きでよく読んでましたね。

– 家に置いてある、その手の週刊誌を食い入るように見てたの?

そうです。「あなたのおっぱい2000円で見せて下さい」とか、ああいうの見てドキドキしたり。あと、昔の雑誌って今より凄い過激だったんで、海外の惨殺された写真とか普通に載ってたんですよ。ノストラダムスの大予言が本当に来たら人間はこうやって死んでしまう、って色んな亡骸の写真を集めて載せてたり。潰れて死ぬとこうなる、とか。そういうのいっぱいあって。うわぁ~、ってなりながら見てましたね。

– それっていつ頃の記憶?

小六の頃とかすね。

– 小学校に入る前とかは?

見てましたよ。小さい頃からその手の週刊誌は好きでしたね。それに拍車をかけて母ちゃんの兄貴が2人いるんですけど、そのおじちゃん達が本当にもう、とんでもないスケベおやじ達で。その人達に相当鍛えられましたねw「お~い、こっち来な」つって、僕が小学校低学年の頃とか、ドリフとかのビデオがいっぱい置いてある後ろに “マドンナ” って書いてあるビデオがいっぱいあって。それが当時で言うブルーフィルム、裏ビデオだったんですね。それ見せられて「何これ、すげー!!」って言ってるのとか、そういう反応を見ておじちゃん達も喜んでたんでしょうね。
僕その頃、スーパーのチラシの裏とかに日記新聞みたいなモノを毎日書いてて、マドンナのビデオ見た感想とかも書いたりして。女性器とかの簡単なイラストとか。もちろんおじさん達は母ちゃんに怒られたりしてましたけど、おばあちゃんは「よく描けたわねえ」って褒めてくれましたね。面白かったですね、いい思い出です。

– 小さいときから文章も書くの好きなの?

好きでしたね。小学生の時、夏休みの宿題で読書感想文ってあったじゃないですか。でも読むの嫌いだから、読んだふりして自分のオリジナルで感想文だけ書いてたんすよ。それで神奈川県のトップ、三年連続で穫ったんですよw

– すげえ、神奈川県内の読書感想文で金賞ってことでしょ?!

はい。小二~小四の三年間です。それって凄いよな、って今でも思いますね。読んだ事無い本を超適当に色々、これはこう思うとか書いて、、。賞を穫ったときは怖かったすね。自分のクラスに色んな学校の先生が見に来るんですよ。「君が書いたんだね~」みたいな感じで。どんどん色んな人が来るからちょっと焦っちゃって、、もう書くの止めようって思うじゃないですか。でもやっぱり次の年も、本読むの嫌いなんで同じようにやっちゃうんです。

– え?凄くない?!自分の学校で、とかじゃないし、市町村レベルでもなく神奈川県での3年連続で金賞だもんねw

はい。あと小学校の時の卒業文集、大人になってからでも自分の読むと、何て面白い文章書くヤツなんだって思いましたね。スケート教室行った思い出を書いてるんですけど、先生のパンツが見えそうで見えないとか、そんな事書いてました。

– 卒業文集で視点がエロなんだw えめ君にとってのエロって?

自分にしか分からないエロさって凄いトクした気分になるんですよ。僕、カワイイ物が大好きなんですけど、エロいのにもカワイイ物にも共通して言える事は、発信してる側が「ほ~ら、凄いでしょう?!」っていう狙ってアプローチしてるのは、あんまりお宝感が無くって興味ないんです。自分が見つけたいんですよ、その人の中の前面に出してないエロい部分を。
例えば自分と同じくらいの年齢で喫茶店の隅に座ってる地味な女性とか、ああいう人もやる事やってんだろうな~、とか考えると興奮するんですよ。着飾る訳でもなく色気を出す訳でもなく大人になった様な女性って、独特な雰囲気があるんですよ。そういう人が鳥居の前でスッポンポンでピースしてるのを旦那が写真撮って、みたいなシチュエーションを想像するとドキドキするんですよねw

– 今回愛車にまたがるえめ君を撮影させてもらったんだけど、バイクもかなり好きだよね?

バイク好きですね。車も好きですけど、高いし、、バイクの方が好きです。乗るっていう事よりもいじったりとかする過程が好きなんですよ。一人で無心になってどうしようかなぁって、考えたりとか。

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– 今回のフライヤーで乗ってるあれは何て言うバイクなの?

あれはKawasakiのW650っていうバイクで、2気筒のバーチカルツインっていうタイプのエンジンなんですけど。昔はハーレーのXLCH900っていうの乗ってて、故障ばっかりで部品取り寄せるのにも時間かかるし、結局手放しちゃって。それからもやっぱずっとバイク乗りたいな、って思ってて、半年ぐらい前に買いました。

– 今のバイクはどう?

面白いですね、イジリがいがあります。ほとんどノーマルの状態からだいぶ変わったと思います。あんまり人気ない車種なんで車体の値段も安いんですよ。

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– 誰もやってなさそうなバイクを自分なりに改造していくんだ、天の邪鬼な感じでいいねw

あんなカッコいいエンジンなのに人気無いんですよね。あのバイクに合うカスタムパーツもあんまり出てないんですよ。だから合わないパーツとかでもヤフオクで落札して削ったり溶接したりしてます。そうすれば千円とかで済むんで。
綺麗なパーツとかヘルメットにウェザリング塗装で古くなった塗膜を表現したり、、ヘッドライトもヤスリでこすって古っぽくしたり、、。

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– 経年の劣化した雰囲気へのこだわり凄いな〜。ひび割れてるトコとかも、あえてそれも表現するっていう。新品だったヘルメットの汚れ塗装も絶妙なさじ加減だねw 錆とかみて興奮する?

興奮までしないですけど錆びた看板とか、ココまでなるんだみたいな。じっと見ちゃいますよね。

– 今現在、バイクの改造に関して取り組んでいる部分を教えて。

今取り組んでいるのはハンドルクラッチをフットクラッチに変えて、フットギアを手でギアを変えられるようにレバー付けるのをやってます。

– え?なんかややこしい事してるね?!自分でそのバイクに合うように設計して、溶接したり色々しながらパーツを作って取り付けるんでしょ?

はい。ずっと考えてるんですよ。どうしようかな~??って。モンキーレンチをパーツの一部として流用したりとか、、色々考えながらやってます。
全てを自分で改造するプライベートビルダーとして、日本で一番ヤバいW650を作りたいんですよ。カネ君にもタンクに描いてもらいたいし、エンジンの形も変えようと思てて、、最終形態まで言ったらとんでもないバイクになると思ってます。
だからって別にチヤホヤされたいとか、有名になりたいって訳ではないんですけどね。

– えめ君的にピークアワーってワードから何を連想する?

朝4時過ぎに起きてラジオ流してお弁当作ったりして一日が始まるんですよ。最近だと4時過ぎるとちょっと明るくなってくるじゃないですか。で、ベランダから通り眺めて人っ子一人いなくて、車も走ってなくて、、「今眺めてる景色は全部僕の物だ!」みたいな。それですかね。
あと、家に神棚を置き始めたんですよ。神棚に飾る榊(さかき)って葉っぱ、あるじゃないですか。いつも嫁さんが買ってきてくれて、それを二等分して飾ってくれてるんですけど、この前自分で分けてみたんですよね。僕、まとまってる物を等分するのが凄い苦手で。例えばチャーハンとか作っても、盛分けは出来ないからやって!みたいな。今回、榊でも等分ができねー!!みたいになって。嫁に「小さいのは小さいの、大きいのは大きいので分けていけばいいんだよ」って言われて。それでやったら自分で分けられたんですよ。それだけの事なんですけど、榊を両手で掲げて「ワ~イ!!出来た~!!」って部屋を走り回ったんです、凄い興奮しちゃってw 嫁がまたそこで「オリンポスみたいだね」って、ギリシャの神話みたいな。それで更に「ワーイ!!僕は神様だ!!」ってなっちゃって。その時は自分でも興奮しすぎて危ないって思いましたねw つい先日なんですけど。

– 仲が良さそうでいいね~w

はい。嫁が笑ってくれたのが一番良かったですね。何やってんだか、、。

今日は話盛りだくさんで面白かったよ、ありがとう~!今回描いてもらったイラストフライヤーもトゥービーコンテニュードだしね、次回も楽しみにしていますよ!よろしく~!!(握手)

 

深みあり危ないよ!!

 

CNER INTERVIEW

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本日よりいよいよ師走突入!今回登場するのは、グラフィティライターとして街を眺め続け、活動を続ける”CNER” 。どこかで見かけた事がある!って人もきっといるはず、、そんな彼に、突撃ショートインタビュー!!


CNER × ST▲Y DOPE

<細字 / カネちゃん>
– タグネームを伺ってよろしいですか?

<太字 / CNER>
“CNER” です。

– 何で “CNER” なの?

当時まだ高校だった頃に、つるんで遊んでた友達が付けてくれたんですよね。

– その頃からグラフィティを描き始めたの?

2005年くらいですね。その時はまだ中学生で何もよく解らないで描いてて、、色々知り始めてはまってからは、あちこち現場に出向いて情報やら収集してましたね。模索期間っていうか、、。高2くらいから “CN” って描き始めた感じです。

– そこから本格的に火が付き始めてきたんだ?

そうっすね。その頃につるみ始めたヤツがいて。そいつの存在はでかいですね。ボムのやり方とか見せ方とか、入り口開いてくれたっすね。そいつはタメ歳だったし、話もしやすくて。お互い情報やら交換したりとか。その後につるみ始めたヤツは車も持ってて、みんなであちこち行ってボムしまくったりしてたすね。

– 俺も行く先々でよく目撃するよ。お!!あれ最近ぽい!!ってね。

ボミングはレスポンスがやばいっすね。”One Hit, One Kill” すね。それにハマってた時期は数年ありましたね。酒飲んでチルッてバァ~!!みたいなw

– 勢い半端なさそうだねw 今まで続けてきて、グラフィティの魅力って何?

自分がフレッシュでいられるんすよね。基本的にはフリースタイル、その場のノリで。後で見た時にその時の気とかを思い出せる様な、、グラフィティは自由だし、ぬるくないんで。馴れ合いが無いっていうか。良いも悪いも全部が自分に跳ね返ってくるから、それがいいっすね。もっと自分を高めたいすね。もっとピースも上手くなりたいし、もっと感情を作品に落とし込めたら良いなって思いますね。

– ピースとボミングって何が違うの?

時間ですかね。描くのにかけれる時間。5分で終わるスローアップと、1時間かけるピースじゃ仕上がりが違うじないですか単純に。その1時間で自分の作品を見つめ直す時間があるから、だから最近はもっとピースが描きたいすね。

– “STAY DOPE”ってワードから何を連想する?

今の自分すねw 自分のライフスタイルに照らし合わせて、結構危ないなぁって思うっすねw普段から俺の事知ってる人達には良いも悪いも含まれすぎてて、CNとSTAY DOPEってワードが合わさって2倍増しにブーストでしょうねw グラフっていうスパイスはかなり効くんで、もっと引き出しをいっぱい作っていきたいすね。

これから先も止めるとか無いし、滅びるまでやるし、、滅びてからも残る様な事がしていきたいから。そしたらフォーエバーだから。自分の輝き方、それもスタイルってあると思うんですよ。いつかワンフラッシュに変わると思うんで。

– 一番星的なw 好きな音楽とか影響を受けたモノとかは?

中島みゆき好きですね。結構節目節目で「ファイト」とか「世情」とか。状態作りに音楽は必要なんで。あとは電気グルーヴも好きすね。「フラッシュバックディスコ」ヤバいすね。生き方的にもウケるすね。プロ意識も半端無いすよね。そのバランスがヤバいなって。ふざけからのハイプなんすけど、プロ意識は高くみたいな。一見ふざけてるだけに見えるけど音楽でガッチリ結果出してるじゃないですか。目指すバランスはそこですね。情を高める時は中島みゆき、社会に対して小馬鹿にするやり方は電気グルーヴみたいな。
あと、十代の頃は日本のグラフィティマガジンをディグりまくってましたね。KAZEマガジンとかHSマガジン、DRAWAMOKとか。blustって音楽雑誌で、毎月グラフの写真が載ってるページがあって、そこだけ立ち読みしたりとかw

– 今年もそろそろ終わりだけど、今後の目標は?

年内に描きたい予定あるんで、それをこなしたいすね。来年はマッドを目指して行きたいすね!!目指す所はマッドネスすね。

– え?どういう事?w

どこまで深く行けるかっていう、興味のある事にもっと時間をかけていきたい。来年は個展もやる予定なんで、そこでも見せたいっすね。

– グラフィティを通した色々な話、ありがとうございました!!今後の活躍も楽しみにしてます。(握手)

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STAY DOPE!!

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バベちゃん INTERVEW

彼の名はバベちゃん、レップする愛車259CORSAのオーナーである。今回の
PEAK▲HOURフライヤーで、モデルとして登場してくれたバベちゃんとは?
そんな彼の考えや価値観について聞いてみました。バベショートインタビュー
それでは行ってみましょ~!!


バベちゃん × PEAK▲HOUR
<細字 / カネちゃん>

– まずは、お名前伺っていいですか?
<太字 / バベちゃん>

バベちゃんです。普段は整備の仕事しながら、愛車のコルサをいじってます。
– 愛車のコルサね。カッコいいね~!!この車種が好きなんだ!?

TOYOTA CORSA
 
今23歳なんですけど、免許とってすぐ後に色々乗りたい車はあったんすけど
その中でもこれがピンと来たんですよね。
自分の世代で乗ってる人があまりいない、っていうのが当初の一番の理由で
セダンでマニュアルもあるし人気ない分安いってのと直感でかっこいいって
思ったのもあって、総合的にコルサです。
今乗ってるのが2台目でコルサ一筋です。北米仕様でアメリカでも走ってる
のもポイントですね。
– 北米仕様って何なの?
 
ライト周りだったり色々細かい部分がアメリカの基準で出来上がった日本車
です。同じ車でも国内モデルと北米モデルは雰囲気が違う。かっこいいんす。

– バベちゃんのコルサも随所、北米化されたりしてるんだね。ベンツ感とかw
車が好きになった切っ掛けはあったの?

 
父親も爺ちゃんも車好きで。改造とかはしないですけど、ある程度の周期で
絶対に新車で買って大事に乗るんですよね。自分が小さい時もディーラーで
車のカタログとか凄い見てました。
それから中学一年の時、友達の家でその母親がEMINEM聴いてて、いいなっ
て思ったんですよね。そっからTSUTAYAで50CENTのアルバム借りたり、
色々ヒップホップ聴くようになったすね。

高校1年の時に見たCUSTOM LOWRIDINGっていう雑誌でグラフィティの
特集が載ってて、それに載ってたKANEさんの絵見てトバされたんすよ。
その後に今度はラジオでNORIKIYOさんの曲がたまたま流れてて、それも
カッコ良くて、気になってた人達が全体的に繋がって、SDPかっこいいっ!!
てなったんですよ。


バベちゃん思い出の雑誌 / CUSTOM LOW RIDING / 2006
 
– なるほど、そういう流れが今のノリに繋がるんだね。自分の車でお気に入り
のポイントは?

 
リアバンパーのタギングですね。
 
– そこなんだ~?! 前にたまたまお店で会った時に頼まれて書いたんだよね。

 
パーツ取り寄せたりなんやかんやしますけど、あれは売ってないですからね。
その時に書いたモノだし完全に1つじゃないですか。大事な部分だし自分が
乗るコルサに絶対必要な要素です。

 
– ペン一本でそりゃこちらもありがたいすね~。バベちゃんにとって車の魅力
って何?

車好きですけど、好きっ!!て言う感じではなくて、自分の体の一部みたい
な気持ちなんで、自分が風呂入るのと一緒で洗車して飯食うようにガソリン
を入れる。車は自分すね。愛車は自分す。でもまだまだです。わからない所
も多いんで。もっと一体化したいです。


– 愛車の話すると終わらなそうだねw バベちゃんはPEAK HOURって言葉から
何を連想する?
いい事でも悪い事でも極端な感じですかね。この間仕事中に車でカマ掘られて
それは逆ピークアワーでしたねw
仕事終わってプライベートでコルサに乗ってる時が最高潮、ピークアワーすね。
 
– 仕事に遊びにこれからも全力すね、今度コルサで適当に流しに行こうよ!!
ありがとうございました!!(握手)
STAY DOPE!!

 

菊地一谷 INTERVIEW

QNという名でSIMI LABのメンバーとして活動、後に脱退し公私共に紆余曲折の日々を送り
ながらも変わらずに音楽活動を続け、、今年から「菊地一谷」と改名して新たなる活動を
始めた彼に、直撃ショートインタビュー!!


<細字 / カネちゃん>
– では改めまして、、お名前を伺ってもよろしいですか?
<太字 / 菊地一谷>

ラッパー兼、トラックメイカーの菊地一谷でございます。QNという名前で活動してたんで
すけどMUTANTAINERSというクルーを今やってて、新しいメンバーが加入したりとか、、
自分も心機一転なんで菊地一谷という名前に変えてやってます。

– 「菊地一谷」は本名なんですか?
 
「一谷」は本名をもじってて、「菊地」は自分の本当の苗字ではなくて、ミュージシャンの
菊地成孔さん、女優の菊地凛子さんと音楽面でお付き合いがあるんですけど、そこから苗字の
「菊地」を自分も名乗りたいと思ったんですよ。お二人にもその事は伝えて。
– なるほど、そういう流れの構成なんですね。
 
菊地成孔さんはSIMI LABの頃から自分の音楽性をすごい評価してくれていて、この名前で
やって行く事で色々とプラスになればいいと思ってます。

– 今回のアルバム「CONCRETE CLEAN 千秋楽」は菊地一谷としての初の作品なんですね。
全体的にどんなコンセプトのアルバムなんですか?

 
今回のアルバムでまずはラッパーとしての菊地一谷を見せられればと思っていて、客演も
色んな人が入ってたら面白いかなって思ったり。コンセプトはアルバムというよりも
ミックステープみたいな事がやりたかったんです。

 
– 今回のアルバム、ジャケを開けた中の見開きの写真もインパクトありますね。
ジャスティン・ビーバーがカルバンクラインの広告でモデルやってるんですけど、それの

パロディをやろうっていう話になって。周りの人達が意見してくれる中でそうなりましたね。
自分一人じゃなかなか物事決まらないんで、みんなの意見を聞いたりして内容からデザイン
まで出来上がっていった感じです。

 
– YOUTUBEで今回のアルバムから3曲映像化してますね。特に思い入れのある曲は?
 
もちろん全てに思い入れはあるんですけど、、強いて言うならアルバム一番最後に収録の
 " SLAVE ROCK " っていう曲。今はいないMUTANTAINERSのメンバー達がいた時に
書いたリリックだったり、音楽をやめてどこかに行ってしまった仲間達に対して感じてる
想いとかが入ってるんで、レコーディングにも力が入りましたね。
MARIAがサビで歌っているように自由について歌っているんですけど、僕は仕事だったり
家庭だったり色々葛藤がある中で音楽で昇華しようというリリックを書いて。
天国と地獄みたいな、、サビとバースの違いで表現しました。
制作過程での展開も奇跡の
連続だったと思います。

 
– なるほど、改めて映像も要チェックですね!アルバム発売後はどう過ごしてるんですか?

毎日楽曲制作してますね。秋ぐらいに次のアルバムも出せるじゃないかな。
– "PEAK HOUR" という言葉から何を連想しますか?
 
太陽が沈みかけるギリギリの瞬間に空が凄い真っ赤になって明るくなる光景が目に浮かびます。
日没のイメージですね。

 
– 最近の絶頂ピークアワーなエピソードあります?良い事でも悪い事でも何でも。
 
まだまだピークアワーじゃないんで。これから先どんどんピークアワーを起こしていきたい
ですね。まだピークアワーは来てないと思っているんで。

何か自分が行動に移した時に刺激が受けられると思うので考え事したり悩んだりするよりも
やっぱり行動して何かを得る事の方がいいと思っていて。その分失敗も多いんですけど、、
その代わり成功も多いんじゃないかなと思います。
– これからがピークアワー、いいですね!!今後の活躍も楽しみにしています!!(握手)

深みあり危ないよ!!