菊地一谷 INTERVIEW

QNという名でSIMI LABのメンバーとして活動、後に脱退し公私共に紆余曲折の日々を送り
ながらも変わらずに音楽活動を続け、、今年から「菊地一谷」と改名して新たなる活動を
始めた彼に、直撃ショートインタビュー!!


<細字 / カネちゃん>
– では改めまして、、お名前を伺ってもよろしいですか?
<太字 / 菊地一谷>

ラッパー兼、トラックメイカーの菊地一谷でございます。QNという名前で活動してたんで
すけどMUTANTAINERSというクルーを今やってて、新しいメンバーが加入したりとか、、
自分も心機一転なんで菊地一谷という名前に変えてやってます。

– 「菊地一谷」は本名なんですか?
 
「一谷」は本名をもじってて、「菊地」は自分の本当の苗字ではなくて、ミュージシャンの
菊地成孔さん、女優の菊地凛子さんと音楽面でお付き合いがあるんですけど、そこから苗字の
「菊地」を自分も名乗りたいと思ったんですよ。お二人にもその事は伝えて。
– なるほど、そういう流れの構成なんですね。
 
菊地成孔さんはSIMI LABの頃から自分の音楽性をすごい評価してくれていて、この名前で
やって行く事で色々とプラスになればいいと思ってます。

– 今回のアルバム「CONCRETE CLEAN 千秋楽」は菊地一谷としての初の作品なんですね。
全体的にどんなコンセプトのアルバムなんですか?

 
今回のアルバムでまずはラッパーとしての菊地一谷を見せられればと思っていて、客演も
色んな人が入ってたら面白いかなって思ったり。コンセプトはアルバムというよりも
ミックステープみたいな事がやりたかったんです。

 
– 今回のアルバム、ジャケを開けた中の見開きの写真もインパクトありますね。
ジャスティン・ビーバーがカルバンクラインの広告でモデルやってるんですけど、それの

パロディをやろうっていう話になって。周りの人達が意見してくれる中でそうなりましたね。
自分一人じゃなかなか物事決まらないんで、みんなの意見を聞いたりして内容からデザイン
まで出来上がっていった感じです。

 
– YOUTUBEで今回のアルバムから3曲映像化してますね。特に思い入れのある曲は?
 
もちろん全てに思い入れはあるんですけど、、強いて言うならアルバム一番最後に収録の
 " SLAVE ROCK " っていう曲。今はいないMUTANTAINERSのメンバー達がいた時に
書いたリリックだったり、音楽をやめてどこかに行ってしまった仲間達に対して感じてる
想いとかが入ってるんで、レコーディングにも力が入りましたね。
MARIAがサビで歌っているように自由について歌っているんですけど、僕は仕事だったり
家庭だったり色々葛藤がある中で音楽で昇華しようというリリックを書いて。
天国と地獄みたいな、、サビとバースの違いで表現しました。
制作過程での展開も奇跡の
連続だったと思います。

 
– なるほど、改めて映像も要チェックですね!アルバム発売後はどう過ごしてるんですか?

毎日楽曲制作してますね。秋ぐらいに次のアルバムも出せるじゃないかな。
– "PEAK HOUR" という言葉から何を連想しますか?
 
太陽が沈みかけるギリギリの瞬間に空が凄い真っ赤になって明るくなる光景が目に浮かびます。
日没のイメージですね。

 
– 最近の絶頂ピークアワーなエピソードあります?良い事でも悪い事でも何でも。
 
まだまだピークアワーじゃないんで。これから先どんどんピークアワーを起こしていきたい
ですね。まだピークアワーは来てないと思っているんで。

何か自分が行動に移した時に刺激が受けられると思うので考え事したり悩んだりするよりも
やっぱり行動して何かを得る事の方がいいと思っていて。その分失敗も多いんですけど、、
その代わり成功も多いんじゃないかなと思います。
– これからがピークアワー、いいですね!!今後の活躍も楽しみにしています!!(握手)

深みあり危ないよ!!