ゆるふわギャング、、!? Ryugo IshidaとSophiee の男女2MC、ビートメイカーのAUTOMATICの3人で、およそ半年前に結成された最新式HIP HOPユニット、それが「ゆるふわギャング」。
前回のRyugo Ishidaへのインタビューから引き続き、今回はゆるふわ紅一点のフィメールラッパー Sophieeへのインタビューを中心に、メンバー3人を交えた座談形式でお送りします!!
<Text&Shooted by KANE>
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Sophiee × PEAK HOUR
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– 今日は「ゆるふわギャング」でのファーストアルバム制作作業中という事だけど、ソフィは何が切っ掛けでラップを始めたの?
(※以下 S – Sophiee / R – Ryugo Ishida / A – AUTOMATIC)
S
その頃遊んでた友達にラッパーが多くて、ノリで始めたんだけど途中から本気になってきて。もともと音楽凄い好きだったし、面白そうだったから、、。
– それは何歳の頃?
S
高2くらいです。レゲエ好きでヒップホップも聴くようになって。アメリカのばっか色々聴いてて、、EMINEMの “Without me” とか高校の頃凄いキャッチーで、”Stan” とか、、。色々出来るEMINEMは衝撃だったんですよ。音の聴こえ的に面白かったし、ソフィは最初、EMINEMで面白いって思ったし、全然ヒップホップ聴かない人にもその衝撃を味わってほしい。そういうの大事なんだろうなって思いながら曲も作ってます。
.– ソフィの地元はどこなの?
S
品川ですね。お台場まで電車で3分の距離ですね。ずっと住んでて普通だと思ってたんですけど、茨城行ったりして帰ってくるじゃないですか、相当キモい街なんだなって。アハハ、作られたモノしか無いから、、。今まで全然違和感なかったのに今は超あるw 改めて、、。でも水は近いからいいよね。
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– 中学高校の頃はどんな女の子だったの?
S
今は22なんですけど、中三の頃から六本木のクラブ行ったり、超遊んでましたね。死ぬくらい、遊んでましたw その頃地元のピザ屋でアルバイト始めて。中学生だったんですけどコネで入れてもらって働いてて。
クラブ遊びはそのピザ屋の先輩に連れて行ってもらったのが初めてで。高校生になってからはお金貯めてN.Y行ったりスペイン行ったりして、N.Yに行ってから音楽もより好きになって。
世界旅行の本で目閉じてページをペラペラ~ってやって止めたページがスペインで、時期的にトマト祭りが被ってて。これ行かなきゃヤバいって思ってw 運命だって思ってw 16とか17歳くらい。お金貯めて一人で行って超楽しかった、、。
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15歳頃のソフィちゃん。
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– 2016の春にリリースしたフリー・ダウンロードのEP “SALT” でのソフィと、現行の「ゆるふわギャング」のソフィを音源で比べると、雰囲気がだいぶ変わったように思います。
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Sophiee / SALT
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S
最近感じることが多くて。ずっと東京に居ると景色も変わらないし全然開かなかったけど、リュウゴ君と会ってから茨城に行ったり色んなとこ行くようになって、、どんどんドアが開いてく、みたいな。
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R
今回作った曲全部にストーリーがあって、作るのも面白かったです。ず~っと二人で車で動きながら曲作りしてたんで。
S
「ゆるふわギャング」のアルバムの半分は、夏に超ブンブンで遊びながら作ったからテンション高いんですけど、予想以上に注目されて、、それから色んな人とも出会ったし、人に会いすぎてエネルギー使っちゃって、秋ぐらいとか曲も書けなくなって、、。でも11月に山梨行って、なんかボォ~~ッ!!ってなってw
– 山梨で覚醒したんだw 甲府の桜座であった「バンコクナイツ」上映会の時だね。
S
もう一個ドアあったみたいな。ステージ2みたいな。ゲームしてるみたいに。その日からまた「ゆるふわギャング」のアルバム後半の曲も一気に書き出して。
– ソフィーとリュウゴの出会いはいつ頃?
S
今年の6月にライブで知り合って、一緒に曲作り出したのが7月くらい。
– 出会ってから半年、その前は4月にソフィが “SALT” EPをフリーDLで出して、5月にリュウゴとAUTOMATIC BEATのタッグによる “Everyday Is Flyday” が発売、それから間もなくして「ゆるふわギャング」を結成して、今に至ると。
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S
こんな風になるの想像してなかったから、、遊びながら作ってて、思ってたより曲もいっぱい出来たしボリュームあるし。自分でもビックリしてます。
-「ゆるふわギャング」っていうネーミングの由来は?
R
ソフィに俺のラップがゆるふわだねって言われたのと、お互いタトゥーが入っててふわってるけどギャングだねw で「ゆるふわギャング」になりました。
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– (この日、全体の9割ぐらい出来上がったというアルバムのデモを聴きながら)ソフィの独特な雰囲気っていうか、今回のアルバムで炸裂していますね。
S
日本人あまり聴かないからですかね?常に新しい事が好きすぎて、、アメリカは常にフレッシュな気がして。だからそっちばっか聴いてるのかな?必ずターニングポイントでぶち込んでくる人がいるんですよ。そこからその時代の曲が変わってくような。そういうのになりたいなって思って。キーパーソンになりたい。こういうのもあるっしょ?的なものですね。
音楽で海外に行きたい、海外行って有名になりたい。最終は火星に行く事です。あはは
– 最近よく聴く曲とかは?
R
音楽っていうより最近映画よく観ますね、NETFLIXとかで。ストレンジャー・シングスとか、、。あとエクス・マキナ、人工知能が人間を追い抜く瞬間の話なんですけど。
-(会話の最中、ちょうどBGMにゆるふわギャングの “Fuckin’ Car” が流れている。)この曲は途中で展開が大きく変わるけど、トラックはどのようにに作っていったんですか?
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A
二曲繋ぎ合わせてるんですけど、一曲はフリーでネットで落として、もう一曲もネットで出てたのをメールして交渉して買いました。
– “Fuckin’ Car” に関してはAUTOMATIC BEATでは無いんですね。
A
そうなんです。でもこの曲から全て始まったので。この曲が「ゆるふわギャング」のインスピレーション、、これを聴いてこういう事か~、、みたいな、、。アルバム全体の色というか、ここから始まったんです。
2人から声をもらって音作りも展開していく事が多いので。自分からシンプルな形で音を渡して、2人の声が届いて、そこから曲としてアレンジしていくんで。ツイッターのダイレクトメッセージでやり取りしながら。
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S
ぶっちぎりでいたい、、。
R
(アルバム制作の)後半はもう、感情乗りっぱなしですね。感情的になるっていうか、そういうパターンに変わっていったよね。
S
ソフィ、冷たかったんですよ。人に興味ないっていうか、、誰に対してもドライだったんですよ。何かそういう環境が小さい時からずっとあって、ホント冷たかったんですよ。”SALT” EP の GHOSTって曲で言ってる事もマジでガチだったしw ソフィは前はああいう人でした。けど、ゆるふわやってからだんだん今溶けてきてるから。
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ゆるふわやるまで自分も病んでたし、だから今病んでる人達の事が分かるっていうか、前の自分にも言い聞かせてる。普通にメンヘラだったと思うし。そうなっちゃう人の事も分かる。ソフィは音楽やって救われたっていうか、、自分が凄い変わった。
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– 今日は「ゆるふわギャング」のメンバー三人が揃い踏みで、1ファンとして嬉しい光景です。
A
3人で会ったのは通算で4,5回くらいで。けどその距離感とはちょっと違いますね。チューニング合う人見つけた!みたいな。
S
ウチらは常に2人で行動してるから。(空中を指差して)ココにAUTOMATICさんが居て、、。会ってなくても会ってる感じがしてる。
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– 出会いと躍進、3人にとって今年は大激変の年だったんですね。
S
自分たちも大激変だったけど、それに気付いた人達も新しすぎて大激変だと思う。現在進行形っていう感じで、、音楽はタイトにやっていきたい。ゆるふわだけど。
R
幸せすぎて、ハイになりすぎてもう泣いちゃうぐらいの、、溢れる曲ばっかり出来たから、、。
A
この二人のバランス感覚は凄いですね。もちろん主人公も出来るんですけど、目の前で起こっている事を客観的にドライに観てるっていうか。二人にはこのまま感性で走ってもらって、俺はそのバックアップっていうか知識とかそういう部分でガッチリ行きます。
– ソフィにとってのピークアワーはどんな時?
S
音楽やってるとき、一緒に曲作ってる時とか、、曲が出来た時。ウチらが声録って、AUTOMATICさんにデータを投げて、また帰ってきた時。来た!!みたいな、プレゼント!!みたいなw ツイッターのDMを開ける、その瞬間がピークアワー。
A
リュウゴはいつピークになってんの?
R
いつもピークになってますね、、、。幸せっすね、、。
S
アハハ、凄い!うん、、そうだよね、、うん、、。
– 2017年は早々に「ゆるふわギャング」のファーストアルバムも発売という事で、今後の活躍と動向を楽しみにしてます!!(握手)
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<Twitter : Sophiee / Ryugo Ishida / AUTOMATIC>
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PEAK HOUR!!
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